2022年10月、楽天証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の概要

楽天証券の9月ランキング1位は、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」だった。同ファンドは、米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。9月は-4.5%のマイナスリターンとなったものの、10月末時点における基準価額は20,365円と、9月末の18,548円に比べて9.7%上昇した。10月は基準価額が大きく上がったので、11月も同ファンドが楽天証券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)  
基準価額 18,548円
信託報酬 0.0968%(年率・税込)
純資産残高 1兆4,226.80億円

<騰落率>
1カ月 -4.5%
3カ月  1.3%
6カ月 -5.8%
1年     9.4%

※9月末時点

全体を見て:海外株式型ファンドが人気

楽天証券では、10月も海外株式型ファンドの人気が高かった。ランキング2位の「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は、米国株式市場の投資可能銘柄、約4,000銘柄に幅広く分散投資できるアクティブファンドである。9月は-4.7%のマイナスリターンとなったものの、10月末時点における基準価額は20,991円と、9月末の19,109円に比べて9.8%上昇した。S&P500種株価指数を対象にしたインデックスファンドより幅広い銘柄に分散投資しているので、リスクを抑えた運用が可能だ。11月以降も楽天証券のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■楽天・全米株式インデックス・ファンド  
基準価額 19,109円
信託報酬 0.162%(年率・税込)
純資産残高 6,553.54億円

<騰落率>
1カ月 -4.7%
3カ月  1.6%
6カ月 -6.4%
1年     5.9%

※9月末時点

ここに注目:「楽天日本株4.3倍ブル」が4位にランクイン

楽天証券では、ブル型ファンドの人気も高かった。4位の「楽天日本株4.3倍ブル」は、国内の株価指数を対象とした先物取引を積極的に活用することで、日々の基準価格の値動きが国内株式市場の値動きに対して概ね4.3倍程度となることを目指して運用を行うブル型ファンドである。9月末時点における1年間騰落率は-54.5%と、基準価額は大きく下落している。ハイリスク・ハイリターンのブル型ファンドなので、長期での資産形成には適していない。積極的にリスクを取れる投資家以外は購入しない方がいいだろう。

■楽天日本株4.3倍ブル  
基準価額 8,409円
信託報酬 1.243%(年率・税込)
純資産残高 488.77億円

<騰落率>
1カ月 -28.9%
3カ月 -10.0%
6カ月 -33.1%
1年     -54.4%

※9月末時点