4社共通の傾向:S&P500種株価指数を対象にしたインデックスファンドが人気

大手ネット証券では、10月もS&P500種株価指数を対象にしたインデックスファンドが人気だった。とくに「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、以下のように各ネット証券のランキング上位には入っている。

SBI証券 2位
楽天証券 1位
auカブコム証券 1位
マネックス証券 2位

9月は-4.5%のマイナスリターンとなったものの、10月末時点における基準価額は20,365円と、9月末の18,548円に比べて9.7%上昇した。米国の株価はリバウンド基調にあるので、11月も同ファンドがネット証券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)  
基準価額 18,548円
信託報酬 0.0968%(年率・税込)
純資産残高 1兆4,226.80億円

<騰落率>
1カ月 -4.5%
3カ月  1.3%
6カ月 -5.8%
1年     9.4%

※9月末時点

全体を見て:外国株式型ファンドの人気が高い

ネット証券では、外国株式型ファンドの人気が高い。とくに「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が人気だ。同ファンドは「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2021」においても1位となっている。先進国・新興国の株式に幅広く分散投資できるので、リスクを抑えた運用が可能だ。つみたてNISAなどを利用して毎月購入している投資家も多く、今後も人気が継続する可能性は高いだろう。

■eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
基準価額 16,016円
信託報酬 0.1144%(年率・税込)
純資産残高 6,474.3億円

<騰落率>
1カ月 -5.3%
3カ月 -1.4%
6カ月 -7.3%
1年     3.0%

※9月末時点

ここに注目:ブル型ファンドの人気も高い

ネット証券では信用取引などで積極的にリスクを取っている投資家も多く、投資信託でもハイリスク・ハイリターンのブル型ファンドが人気だ。ブル型ファンドの「楽天日本株4.3倍ブル」のネット証券でのランキングは、以下の通り。

SBI証券 10位
楽天証券 4位
auカブコム証券 3位
マネックス証券 1位

9月は-28.9%のマイナスリターンとなり、9月末時点における1年騰落率は-54.4%と大きく下落している。短期的なリバウンド狙いならいいが、大きなマイナスリターンがでる可能性もあるので、積極的にリスクを取れる投資家以外は購入しない方がいいだろう。

■楽天日本株4.3倍ブル  
基準価額 8,409円
信託報酬 1.243%(年率・税込)
純資産残高 488.77億円

<騰落率>
1カ月 -28.9%
3カ月 -10.0%
6カ月 -33.1%
1年    -54.4%

※9月末時点