10月の資金流入額1位は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」(776.54億円)

10月の資金流入額トップは、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」だった。同ファンドは、米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。10月は776.54億円の資金が流入したことや、基準価額が+9.8%の上昇となったことから、純資産残高は1兆6,449.03億円まで増加した。2022年のS&P500種株価指数は下落している。しかし、同ファンドは円換算ベースのS&P500種株価指数を対象にしているので、円安・ドル高がプラスリターンに寄与し、基準価額は高値圏にある。11月も高水準の資金流入が続く可能性は高いだろう。

■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)  
基準価額  20,365円
信託報酬  0.0968%(年率・税込)
純資産残高  1兆6,449.03億円

<騰落率>
1カ月  9.8%
3カ月  5.9%
6カ月  8.0%
1年    12.1%

※10月末時点

10月の資金流出額1位は「日経225ノーロードオープン」(140.74億円)

10月の資金流出額トップは、「日経225ノーロードオープン」だった。同ファンドは、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。10月の騰落率は+6.24%のプラスリターンとなったものの、日経平均株価に連動するインデックスファンドは基準価格が上昇すると売りが増える傾向にある。個人投資家の利益確定売りがでやすくなるからだ。S&P500種株価指数など米国株を対象にしたインデックスファンドは、基準価額が上昇しても買いが継続する傾向があるのと対照的だ。今後も、基準価額が上昇する局面は売りが増える可能性は高いだろう。

■日経225ノーロードオープン 
基準価額 19,968円
信託報酬 0.55%(年率・税込)
純資産残高 2,358.13億円

<騰落率>
1カ月  6.24%
3カ月 -0.15%
6カ月  3.46%
1年    -3.24%

※10月末時点

10月の純資産残高1位は「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」(1兆8,756億円)

10月の純資産残高1位は、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」だった。同ファンドは、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど米国の成長株に投資するアクティブファンドである。10月は154.38億円の資金流入があり、これは、国内公募追加型株式投資信託(ETF除く)の中で7番目の大きさである。直近3カ月も約645億円の資金流入額があり、高水準の資金流入が続いている。11月以降も純資産残高を増やしていく可能性は高いだろう。

■アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型
基準価額 10,613円
信託報酬 1.727%(年率・税込)
純資産残高 1兆8,756億円

<騰落率>
1カ月  7.2%
3カ月  0.7%
6カ月  5.4%
1年    -1.8%

※10月末時点