10月の資金流入額1位は「インバウンド関連日本株ファンド」(171.22億円)

国内株式型ファンドの10月資金流入額1位は、「インバウンド関連日本株ファンド」だった。10月の資金流入額は171.22億円で、これは国内公募追加型株式投資信託(ETF除く)の中で6番目の大きさである。同ファンドはインバウンド需要およびインバウンドから派生的に生じる需要により収益の増加が期待できる企業の株式に投資するアクティブファンドで、10月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.三井不動産 3.32%
2.パン・パシフィック・インターナショナル・ホールディングス 3.25%
3.マツキヨココカラ&カンパニー 2.96%
4.寿スピリッツ 2.89%
5.西武ホールディングス 2.81%

10月のリターンは+1.84%となった。インバウンド需要は水際規制の緩和が進んでいることや、外国人による訪日意欲は高いので、回復傾向が続く可能性は高い。11月以降も、同ファンドに高水準の資金流入が続くかどうかに注目だ。

■インバウンド関連日本株ファンド
基準価額 13,138円
信託報酬 1.705%(年率・税込)
純資産残高 410.82億円

<騰落率>
1カ月  1.84%
3カ月  4.59%
6カ月 10.00%
1年    -1.08%

※10月末時点

10月のリターン1位は「ソフトバンク&SBIグループ株式ファンド」(11.06%)

国内株式型ファンドの10月リターン1位は、「ソフトバンク&SBIグループ株式ファンド」だった。同ファンドは、ソフトバンクグループ株式会社、SBIホールディングス株式会社およびそれらの関連企業の株式に投資するアクティブファンドで、10月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.ソフトバンクグループ(9984) 38.5%
2.ソフトバンク(9434)32.9%
3.Zホールディングス(4689)13.8%
4.ZOZO(3092)4.6%
5.SBIホールディングス(8473)3.4%

10月は+11.06%と高いリターンになった。組入比率トップのソフトバンクグループ(9984)が+30.6%と大きく上昇したからだ。ただ、組入銘柄は21と少数の銘柄に集中投資しているので、基準価額の変動が大きくなる可能性がある点には注意が必要だ。

■ソフトバンク&SBIグループ株式ファンド 
基準価額 17,771円
信託報酬 0.924%(年率・税込)
純資産残高 9.48億円

<騰落率>
1カ月 11.06%
3カ月  0.67%
6カ月  1.29%
1年    -11.83%

※10月末時点

10月の純資産残高1位は「ひふみプラス」(4,713.51億円)

国内株式型ファンドの10月純資産残高1位は、「ひふみプラス」だった。同ファンドは「日本を根っこから元気にする」をコンセプトに、主に日本の成長企業に投資するアクティブファンドで、10月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.東京海上ホールディングス(8766) 2.28%
2.日本電信電話(9432)1.91%
3.味の素(2802)1.61%
4.インターネットイニシアティブ(3774)1.50%
5.GMOペイメントゲートウェイ(3769)1.49%

10月は+3.83%だったが、1年騰落率は-14.12%とマイナスになっている。今後も純資産残高を増やしていくかどうかに注目だ。

■ひふみプラス
基準価額 45,283円
信託報酬 1.078%(年率・税込)
純資産残高 4,713.51億円
<騰落率>
1カ月  3.83%
3カ月  1.47%
6カ月  1.07%
1年   -14.12%
※10月末時点