2022年3月、三井住友信託銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「SMT 日経225インデックスオープン」の概要 

三井住友信託銀行の3月ランキング1位は、「SMT 日経225インデックスオープン」だった。同ファンドは、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。日経平均株価は、ロシアのウクライナ侵攻を嫌気し、3月9日に24,681.74円まで下落。昨年来安値を更新した。しかし、その後は切り返し、3月の日経平均株価は4.88%のプラスリターンとなった。そして、同ファンドの3月の基準価額も5.71%のプラスとなっている。日経平均株価に連動するインデックスファンドは、株価が下落する局面で買いが増える傾向にある。三井住友信託銀行でも、日経平均株価が昨年来安値をつけた3月第2週に買いを入れた顧客が多かったと考えられる。4月も、日経平均株価が下落する局面では、同ファンドに買いが入る可能性は高いだろう。

■SMT 日経225インデックスオープン  
基準価額 34,737円
信託報酬 0.407%(年率・税込)
純資産残高 396.55億円

<騰落率>
1カ月 5.71%
3カ月  -2.64%
6カ月  -4.75%
1年     -3.34%

※3月末時点

全体を見て:海外株式型ファンドが人気

4位に「米国株式インデックスファンド」がランクインしている。同ファンドは、米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数(円ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。2月のS&P500種株価指数は0.83%のマイナスとなった。米長期金利上昇やウクライナ情勢の緊迫化によって、投資家のリスク回避姿勢が強まったからだ。しかし、3月は押し目買いが入り上昇。同ファンドの3月末の基準価額は20,943円となり、2月末の18,821円と比べて約11%上昇した。S&P500種株価指数を対象にしたインデックスファンドは個人投資家の人気も高いので、4月以降も同ファンドが三井住友信託銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■米国株式インデックスファンド
基準価額 18,821円
信託報酬 0.495%(年率・税込)
純資産残高 231.61億円

<騰落率>
1カ月 -0.89%
3カ月 -4.17%
6カ月   2.14%
1年       25.47%

※2月末時点

 ここに注目:「J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」が3位にランクイン

3位に「J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」がランクインしている。同ファンドは、国内のJ-REIT(不動産投資信託)投資し、安定的なインカムゲインの確保と、投資信託財産の中長期的な成長を目指すファンドである。2月は2.98%のマイナスリターンとなったが、同ファンドの予想配当利回りは4.10%(2月末時点)となっており、インカムゲイン投資として人気が高い。4月以降も三井住友信託銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)  
基準価額 6,485円
信託報酬 1.1%(年率・税込)
純資産残高 3465.24億円

<騰落率>
1カ月 -2.98%
3カ月 -5.72%
6カ月  -11.93%
1年         0.01%

※2月末時点