投資信託全体の騰落率1位は「資源株ファ ンド<ブラジルレアル・コース>(毎月分配型)」(26.7%)

3月のリターンを見ると、資源価格の上昇を背景に、資源関連株式に投資する通貨選択型のブラジルレアルコースが上位を占めた。リターン1位の「資源株ファンド<ブラジルレアル・コース>(毎月分配型)」は、26.7%のプラスと大きく上昇。世界的な資源株の上昇に加え、ブラジルの通貨レアル高も寄与した。同ファンドは、主に世界の資源株に投資し、中長期的な値上がり益の獲得を目指すアクティブファンドで、「ブラジルレアル・コース」「南アフリカランド・コース」「米ドル・コース」「オーストラリアドル・コース」の4つがある。1年間のリターンも91.33%と大きく上昇しているが、この流れが4月以降も続くかどうかに注目だ。

■資源株ファンド<ブラジルレアル・コース>(毎月分配型)  
基準価額 1,603円
信託報酬 1.81%(年率・税込)
純資産残高 132.25億円

<騰落率>
1カ月 26.70%
3カ月 59.09%
6カ月 70.04%
1年       91.33%

※3月末時点

国内株式型1位は「日本株厳選ファンド・ブラジルレアルコース」(25.4%)

国内株式の1カ月リターンでは、「ブラジルレアルコース」や「米ドルコース」などの通貨選択型ファンドが複数上位にランクインした。資源価格の上昇を背景に資源国通貨が上昇したことや、国内と海外の金利差拡大を背景に円安が進行したことなどが要因だ。リターン1位の「日本株厳選ファンド・ブラジルレアルコース」は、国内の株式の中から、割安と判断される銘柄に厳選投資するアクティブファンドで、「ブラジルレアルコース」や「米ドルコース」「豪ドルコース」など6つの通貨コースから選択できる。3月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.トヨタ自動車 5.3%
2.富士通 5.3%
3.三菱重工業 5.2%
4.電通グループ 5.2%
5.任天堂 5.1%

「円コース」も8.6%のプラスリターンだったが、ブラジルレアル高によって「ブラジルレアルコース」は25.4%と大きく上昇した。

■日本株厳選ファンド・ブラジルレアルコース  
基準価額 3,153円
信託報酬 1.7475%(年率・税込)
純資産残高 125.63億円

<騰落率>
1カ月 25.4%
3カ月 41.9%
6カ月 35.9%
1年    52.2%

※3月末時点

外国株式型1位は「資源株ファンド<ブラジルレアル・コース>(毎月分配型)」(26.7%)

外国株式型の1カ月の騰落率では、「資源株ファンド<ブラジルレアル・コース>(毎月分配型)」が1位となった。また、原油などの資源価格の上昇を受け、資源国関連ファンド(オーストラリア、ブラジルなど)が複数ランクインしている。一方、3月の下位10本はすべてロシア関連ファンドとなっていて、下位3本は下落率が80%を超えている。また、多くのファンドが設定・解約を停止している。特定の国・地域に投資するのではなく、複数の国・地域や金融商品に分散投資してリスクを抑えた運用を心がけるようにしたい。

■資源株ファンド<ブラジルレアル・コース>(毎月分配型)  
基準価額 1,603円
信託報酬 1.81%(年率・税込)
純資産残高 132.25億円

<騰落率>
1カ月 26.70%
3カ月 59.09%
6カ月 70.04%
1年       91.33%

※3月末時点