2022年4月、マネックス証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「楽天日本株4.3倍ブル」の概要

マネックス証券のランキング1位は、「楽天日本株4.3倍ブル」だった。同ファンドは、株価指数を積極的に活用することによって、日々の基準価格の値動きが国内株式市場の概ね4.3倍程度となることを目指して運用を行うブル型ファンドである。3月は20.8%と高いリターンになったが、4月末の基準価額は 10,553円と、3月末の12,572円と比べて約16%の下落となった。ウクライナ情勢の緊迫化や米長期金利の状況により、株式市場のボラティリティ(値動きの大きさ)は上がっている。ブル型ファンドは「ハイリスク・ハイリターン」の金融商品なので、リスク管理を徹底するようにしてほしい。

■楽天日本株4.3倍ブル  
基準価額 12,572円
信託報酬 1.243%(年率・税込)
純資産残高 544.52億円

<騰落率>
1カ月  20.8%
3カ月 -19.2%
6カ月 -31.9%
1年    -34.2%

※3月末時点

全体を見て:米国株式を対象にしたファンドが人気

米国株式(S&P500)」は、米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。3月は11.3%と高いリターンとなったが、4月末時点における基準価格は18,851円と、3月末の19,683円に比べて約4.3%下落した。5月に入っても、米長期金利が3%台に上昇するなど株式市場に逆風が吹いている。とくにPERの高いハイテク株中心に売りが優勢になっており、しばらく米国株は上値の重い展開が予想される。5月以降もマネックス証券で、米国株を対象にしたファンドの人気が継続するかどうかに注目だ。

■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)  
基準価額 19,683円
信託報酬 0.0968%
純資産残高 11,650.62億円

<騰落率>
1カ月 11.3%
3カ月   2.5%
6カ月 16.1%
1年    30.0%

※3月末時点

ここに注目:SBI日本株3.8 ベアが9位にランクイン

9位に「SBI日本株3.8 ベア」がランクインしている。同ファンドは、株価指数先物を積極的に活用し、日々の基準価格の値動きが国内株式市場の概ね3.8倍程度逆となる投資成果を目指して運用を行うベア型ファンドである。マネックス証券では、ブル型ファンドだけでなくベア型ファンドも人気が高いのだ。4月末時点における基準価額は521円と、3月末の470円に比べて約11%上昇した。ただ、3月末時点において設定来の騰落率は-95.30%と、基準価額は大きく下落している。あくまでも短期的な利幅狙いのファンドで、リスク管理を徹底しないと大きな損失がでるので注意が必要だ。

■SBI日本株3.8 ベア  
基準価額 470円
信託報酬 0.913%(年率・税込)
純資産残高 80.91億円

<騰落率>
1カ月  -25.16%
3カ月   -5.05%
6カ月   -7.48%
1年     -24.19%
設定来 -95.30%(2020年3月17日〜)

※3月末時点