マザーズ指数は続伸、手掛かり材料難でこう着感、値上がり率トップはアジアクエスト
個別では、AI活用の文書レビューで有効性を確認したFRONTEO<2158>が5%高となり、売買代金トップに躍り出た。上値追いの展開が続いたステラファーマ<4888>も商いを伴って8%高と急伸。物色の主体は直近IPO銘柄となっており、セキュア<4264>、アジアクエスト<4261>が大きく上昇して売買代金上位を占めた。なお、本日マザーズ市場に新規に上場したIGS<4265>は公開価格を16.4%上回る2002円で初値を付け、1801円で引けた。そのほか、損出し売り一巡により年初来安値圏にある銘柄に買いが入り、アンジェス<4563>、ウェルスナビ<7342>、フリー<4478>、ジーエヌアイ<2160>、サイバーダイン<7779>、弁護士ドットコム<6027>などが上昇した。
一方、臨床試験で芳しい結果が得られなかったリボミック<4591>はストップ安比例配分に。ほか、メルカリ<4385>、アスタリスク<6522>、プレミアアンチエイジング<4934>、セルソース<4880>、JTOWER<4485>が売られ、直近IPOではGEI<9212>、ハイブリッドテクノロジース<4260>が利益確定売りに押され急落した。