本日のマザーズ市場では、朝方売りが先行したものの、押し目買いに支えられる展開となった。米国市場では7日発表の12月雇用統計を受けて金融引き締めへの警戒感が一段と広がったものの、長期金利が1.8%近辺で伸び悩んでいることから、10日のナスダック総合指数は小幅ながら反発。こうした流れを引き継ぎ、前週下げがきつかったマザーズ銘柄も売りが和らぐ一方、押し目買いが入ったとみられる。なお、マザーズ指数は小幅続伸、売買代金は概算で1256.77億円と昨年10月18日以来の低水準。騰落数は、値上がり181銘柄、値下がり228銘柄、変わらず10銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のフリー<4478>やSOSEI<4565>が堅調。売買代金上位ではGEI<9212>やサンバイオ<4592>が大きく上昇し、直近IPO(新規株式公開)銘柄やバイオ株の一角に物色の矛先が向いたようだ。また、決算が好感されたエクスモーション<4394>、新型コロナウイルスワクチンの接種加速を巡る思惑が広がったキャリア<6198>は買い気配のままストップ高比例配分となった。一方、時価総額上位ではビジョナル<4194>やJTOWER<4485>が軟調となり、メルカリ<4385>は小安く引けた。売買代金上位ではFRONTEO<2158>やエフ・コード<9211>が売り優勢。サイエンスアーツ<4412>は後場値を崩し、セーフィー<4375>などとともに下落率上位に顔を出した。