日経平均は続伸。82.87円高の20068.66円(出来高概算8億2000万株)で前場の取引を終えた。米国市場の上昇のほか、米アップルの好決算が評価されるなか、日経平均は節目の2万円を回復して始まった。その後一時20103.19円と20100円を回復する場面をみせている。

 ただし、これまでのもち合いレンジでもあり、強弱感が対立しやすいところ。戻り待ちの売りも意識されるなか、こう着感の強い相場展開に。セクターでは決算を手掛かりとした中で、JFE<5411>の決算が評価され、鉄鋼が上昇率トップ。米アップル関連への波及がみられ、電気機器が上昇率上位に。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。

 日経平均は25日線レベルでの攻防をみせているが、ここでの強弱感の対立は想定内であろう。一方で、米アップル決算を評価した関連銘柄への波及はセンチメントを明るくさせる。また、好決算を素直に評価する動きもみられており、地合いは悪くない。マザーズ指数が大きく調整をみせたが、資金の回転が速いと考えれば、一気に需給状況が改善してくる可能性があるだろう。

 ハイテク株の自律反発と、マザーズを中心とした中小型株の明確な底入れを見極めたいところであろう。
(村瀬智一)