日経平均は3営業日ぶりに反発。125.79円高の20078.12円(出来高概算7億5000万株)で前場の取引を終えた。米雇用統計を受けた米株高の流れを受けて、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、日経平均は20000円を回復して始まった。しかし、決算発表がピークを迎えるなかで積極的な売買は手控えられており、日経平均は日中値幅50円弱と、狭いレンジ取引が続いている。

 セクターでは輸送用機器、電力ガス、証券、建設、非鉄金属、保険、機械が上昇。半面、水産農林、石油石炭が小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1400を超えており、全体の7割を占めている。そんな中、足元で調整がみられているマザーズ指数は小幅に下落しており、個人の需給状況が気掛かりである。

 日経平均はもち合いレンジ内での推移であるが、一先ず5日、25日線を突破してきており、25日線が支持線として意識されている。一目均衡表では雲上限を突破し、転換線、基準線もクリアしてきている。この水準で踏ん張りをみせてくるかが注目され、20100円回復等、もう一段の上昇がみられてくるようだと、調整が続いているマザーズ指数の反転が意識されてくるだろう。

 決算ピークとはいえ、中小型株の低迷は個人のセンチメントに大きく影響を与えるため、日経平均の底堅さとともに、マザーズの反転タイミングに市場の関心が集まりやすい。
(村瀬智一)