日経平均は続伸。94.24円高の22413.85円(出来高概算9億2000万株)で前場の取引を終えている。26日の米国市場ではNYダウが238ドル高と大幅に上昇した。フェイスブックの好決算が材料視され、ハイテク株中心に買いが先行した。また、長期金利の上昇が一服したこともセンチメントの改善につながったようである。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円高の22435円となり、これにサヤ寄せする格好から買いが先行した。

 ファナック<6954>は決算が嫌気される格好から大きく下落しており、日経平均を80円近く押し下げる要因となったが、一方で京セラ<6971>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>がけん引する格好となった。セクターでは情報通信、石油石炭、不動産、医薬品、陸運、その他製品が上昇。半面、ゴム製品、機械、電気機器、証券、電力ガス、銀行がさえない。

 昨日、日経平均をけん引した東エレク<8035>は、買い先行で始まったものの、その後は利食いに押されている。一方で、本日は今期急回復を見込む京セラ<6971>のほか、スプリントとTモバイルUSによる統合が来週にも合意と伝えられたことを受けた、ソフトバンクG<9984>、そしてファーストリテ<9983>がけん引している。ファナック<6954>についても売り一巡後は下げ幅を縮めてきており、日経平均は下げづらいだろう。

 もっとも、決算発表が第一弾のピークを迎えるほか、大型連休入りから積極的な参加者は限られている。指数インパクトの大きい値がさ株がインデックス売買によって強含みとなるものの、個人主体の中小型株等は手掛けづらくさせ、次第に利益確定の流れが強まりそうである。
(村瀬智一)