日経平均は小反発。日経平均は前日の下落に対する自律反発の流れから82円高でスタートすると、朝方には一時19061.26円(同146.68円高)まで上昇する場面があった。しかし、この日実施された日本銀行の国債買い入れオペ(公開市場操作)が市場の想定を下回る内容との見方から長期金利が上昇し、円相場が強含むとともに日経平均は前引けにかけて下げに転じた。しかし、午後に入ると今度は日銀の「指値オペ」通告で金利が低下し、円相場が1ドル113円へと円安に振れたこから、買い戻しの流れが強まる場面もみられた。ただ、米雇用統計を控えていることもあり、19000円を挟んでのこう着が終日続いた。

大引けの日経平均は前日比3.62円高の18918.20円となった。東証1部の売買高は21億1697万株、売買代金は2兆6288億円だった。業種別では、非鉄金属、その他製品、銀行、水産農林、医薬品が堅調。一方、空運、ゴム製品、陸運、卸売が冴えない。

個別では任天堂<7974>が6%を超える上昇となり、足下で決算が嫌気された下落部分を一気に吸収している。メガバンクは日本銀行の国債買い入れオペを手掛かりに買われる場面もみられたが、午後に入り日銀の「指値オペ」通告で上げ幅を縮めている。さらに調整が強まっていた村田製<6981>が大幅上昇で直近の下落部分を吸収している。