日経平均は3日ぶり反落。20日の米国市場でNYダウは28ドル安となり、為替市場ではドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の発言を受けたユーロ買いに連れ、円相場も強含んだ。本日の日経平均はこうした流れを受けて54円安でスタートしたが、寄り付き後は好業績株や決算期待の高い銘柄を中心に買いが入り、朝方に下げ幅を9円ほどまで縮める場面があった。しかし、その後は週末を前にマイナス圏での小動きが続いた。日中の上下の値幅は53円ほどにとどまり、こう着感の強い展開だった。

大引けの日経平均は前日比44.84円安の20099.75円となった。東証1部の売買高は15億3402万株、売買代金は1兆9967億円だった。業種別では、鉱業、鉄鋼、ゴム製品が下落率上位だった。一方、電気機器、機械、繊維製品など5業種が上昇した。

個別では、第1四半期決算と業績予想の上方修正を発表した安川電<6506>が10%高と商いを伴って急伸し、ファナック<6954>、三菱電<6503>、SMC<6273>などのFA(工場自動化)関連銘柄も買われた。東芝<6502>は傘下のスイス電力計大手が上場を発表し、5%を超える上昇となった。その他売買代金上位では、公募増資手続きが完了した出光興産<5019>、業績観測が報じられたキヤノン<7751>などが堅調。また、決算発表したゲンキー<2772>やエンプラス<6961>、山一電機<6941>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、売買代金トップの任天堂<7974>が小安いほか、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>などがさえない。一部証券会社の目標株価引き下げが観測されたTDK<6762>は3%超の下落。また、モバファク<3912>、Vコマース<2491>、H.I.S.<9603>などが東証1部下落率上位となった。