日経平均は反落。7日の米国市場では良好な企業決算などが好感され、NYダウは25ドル高と10日続伸した。一方、複数の連銀総裁が追加利上げに慎重な姿勢を示したことから円相場は1ドル=110円台後半で下げ渋り、本日の日経平均はこうした流れを受けて6円高からスタートした。寄り付き後は前日に決算発表したソフトバンクG<9984>などが利益確定売りに押され、日経平均は前場中ごろを過ぎると節目の2万円を割り込んだ。後場に入ると2万円を挟んだ軟調もみ合いが続いた。

大引けの日経平均は前日比59.88円安の19996.01円となった。東証1部の売買高は16億5236万株、売買代金は2兆1292億円だった。業種別では、精密機器、建設業、不動産業が下落率上位だった。一方、水産・農林業、鉄鋼、鉱業が上昇率上位だった。

個別では、ソフトバンクGやNTT<9432>などが軟調で、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>は小安い。前日に決算発表した太陽誘電<6976>やサントリーBF<2587>の下げが目立ったほか、大林組<1802>や大塚HD<4578>も決算を受けて後場売られた。また、ウェルネット<2428>、日機装<6376>、船井電機<6839>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、売買代金トップの任天堂<7974>が小幅に上昇し、ソニー<6758>や東エレク<8035>はしっかり。新型電池を量産と報じられたGSユアサ<6674>や第1四半期が大幅増益となったIHI<7013>の上げが目立った。また、ルック<8029>やKLab<3656>といった好業績の中小型株が活況を見せ、やはり決算が好感された日製鋼所<5631>とともに東証1部上昇率上位に顔を出した。