日経平均は反落、米ハイテク株安や中国株安が重し
大引けの日経平均は前日比197.73円安の22587.01円となった。東証1部の売買高は10億9642万株、売買代金は1兆9778億円だった。業種別では、水産・農林業、空運業、陸運業が下落率上位だった。一方、不動産業、保険業、証券が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の58%、対して値上がり銘柄は37%となった。
個別では、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>などが軟調。米ハイテク株安の流れから値がさのグロース(成長)株を中心に売りが出た。トヨタ自<7203>は小幅に下落し、安川電<6506>は4%の下落。カーブスHD<7085>やドトル日レス<3087>は決算を嫌気した売りがかさんだ。また、ニイタカ<4465>は連日の大幅安で東証1部下落率トップとなった。一方、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>といったメガバンク株が小じっかり。日本電産<6594>やキヤノン<7751>は堅調ぶりが目立ち、三井不<8801>は4%近い上昇となった。WNIウェザー<4825>やコーナン商<7516>は決算が好感されて急伸し、米国でのM&A(合併・買収)が材料視されたダントーHD<5337>は東証1部上昇率トップとなった。