日経平均は続伸。20日の米国市場ではNYダウが8ドル高と小幅な反発にとどまる一方、ネット通販のアマゾン・ドット・コムといった主要ハイテク株が急反発し、ナスダック総合指数は過去最高値を更新した。取引終了後に発表されたIBMの決算が市場予想を上回ったこともあり、本日の日経平均は71円高からスタートすると上げ幅を拡大。朝方の買い一巡後は日本電産<6594>などの決算内容を見極めたいとの思惑もあって高値もち合いとなったが、引けにかけて22925.58円(前日比208.10円高)まで上昇する場面があった。

大引けの日経平均は前日比166.74円高の22884.22円となった。東証1部の売買高は11億5171万株、売買代金は2兆1142億円だった。業種別では、サービス業、医薬品、電気機器が上昇率上位だった。一方、鉄鋼、電気・ガス業、建設業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の65%、対して値下がり銘柄は31%となった。

個別では、ソフトバンクG<9984>が売買代金トップで3%の上昇。投資先である中国アリババ集団が傘下企業の新規株式公開(IPO)計画発表を受け、前日の米国市場で3%超の上昇となった。その他売買代金上位では任天堂<7974>、ソニー<6758>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>などが堅調。キーエンス<6861>は3%超、レーザーテック<6920>やSUMCO<3436>は4%超上昇した。また、電子契約サービスで注目されるGMOクラ<3788>、一部証券会社の投資判断引き上げが観測されたステラケミファ<4109>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、三菱UFJ<8306>やダイキン<6367>が軟調で、トヨタ自<7203>は小安い。ニッケル鉱山開発に係る減損損失計上を発表した住友商<8053>は2%超下落した。また、ダントーHD<5337>やコシダカHD<2157>が東証1部下落率上位に顔を出した。