日経平均は3日ぶり反落。4日の米国市場では追加経済対策への期待が高まり、NYダウは164ドル高と3日続伸した。ただ、日経平均は前日までの2日間で860円あまり上昇しており、本日は利益確定売り優勢で93円安からスタート。前場は22400円を挟んでもみ合う展開となり、22356.25円(前日比217.41円安)まで下落する場面もあった。後場に入ると日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ実施の思惑から下げ渋ったが、主要企業の4-6月期決算発表が続くことから、積極的に上値を追う動きは限られた。

大引けの日経平均は前日比58.81円安の22514.85円となった。東証1部の売買高は12億0480万株、売買代金は2兆1780億円だった。業種別では、空運業、陸運業、情報・通信業が下落率上位だった。一方、鉄鋼、非鉄金属、石油・石炭製品が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の50%、対して値上がり銘柄は45%となった。

個別では、ソフトバンクG<9984>が売買代金トップで4%超の下落。投資先の動画投稿サービス「TikTok」運営会社に米政府が圧力をかけていることが懸念されたようだ。前日の決算発表で材料出尽くし感が広がったソニー<6758>も軟調で、7月既存店売上高が伸び悩んだファーストリテ<9983>は小安い。JR東<9020>などは前日の買い戻しの動きが続かず反落した。また、山崎パン<2212>やNOK<7240>、ヤマハ<7951>は決算を嫌気した売りがかさみ、東証1部下落率上位に顔を出した。一方、任天堂<7974>やレーザーテック<6920>が3%超の上昇。トヨタ自<7203>も堅調で、東エレク<8035>は小じっかり。決算発表の日本製鉄<5401>は売り先行も大幅高となり、7月既存店増収率が拡大した良品計画<7453>は急伸。また、サイバネット<4312>がストップ高を付け、ヤマシンF<6240>は買い気配のままストップ高比例配分となった。