日経平均は続伸。10日の米国市場でNYダウは反落し、405ドル安となった。新規失業保険申請件数の予想外の増加や原油安が嫌気され、追加経済対策を巡る与野党の早期合意への期待も後退した。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで120円安からスタート。ただ、寄り付きを安値に下げ渋り、朝方にはプラス圏へ浮上。NYダウ先物の時間外取引での上昇や経済活動再開への期待などを背景に上げ幅を広げる展開となった。後場に入っても強含みで推移し、この日の高値圏で取引を終えた。

大引けの日経平均は前日比171.02円高の23406.49円となった。なお、先物・オプション9月物の特別清算指数(SQ)は23272.88円。東証1部の売買高は12億9776万株、売買代金は2兆5640億円だった。業種別では、海運業、その他金融業、陸運業が上昇率上位だった。一方、鉱業、輸送用機器、鉄鋼など4業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の74%、対して値下がり銘柄は22%となった。

個別では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、アサヒ<2502>などが堅調で、任天堂<7974>は小じっかり。トヨタ自<7203>も小幅ながらプラスで取引を終えた。経済活動再開への期待から注目されるリクルートHD<6098>は2%超上昇し、JR東海<9022>やJR東<9020>といった陸運株にも買い。日本電産<6594>は株式分割考慮後の上場来高値を連日で更新し、楽天<4755>も年初来高値を更新して上げが目立った。また、gumi<3903>は決算が好感されて急伸し、ラクスル<4384>やアイモバイル<6535>はストップ高を付けた。一方、ソニー<6758>、ソフトバンク<9434>、ファナック<6954>が小安い。エムスリー<2413>は2%超の下落。株主優待を縮小するすかいらーく<3197>や決算発表で材料出尽くし感が広がった神戸物産<3038>、業績下方修正の積水ハウス<1928>は売りがかさんだ。また、ネオジャパン<3921>はストップ安水準で取引を終えた。