日経平均は大幅反落。27日の米国市場でNYダウは大幅に5日続落し、633ドル安となった。下げ幅は今年最大。航空機のボーイングなどの低調な決算が嫌気され、ゲーム専門店のゲームストップでの投機的な動きにも警戒感が広がった。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで465円安からスタートすると、寄り付き直後には一時27975.85円(前日比659.36円安)まで下落。その後は良好な企業決算を背景に下げ渋る場面もあったが、アジア市場でも香港ハンセン指数などが大幅安となって投資家心理を冷やした。

大引けの日経平均は前日比437.79円安の28197.42円となった。東証1部の売買高は21億3765万株、売買代金は4兆8334億円だった。東証株価指数(TOPIX)の浮動株比率見直しに伴う売買で膨らんだ。業種別では、情報・通信業、電気機器、精密機器が下落率上位だった。一方、空運業、陸運業、銀行業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の54%、対して値上がり銘柄は42%となった。

個別では、売買代金トップのソフトバンクG<9984>が3%超、エムスリー<2413>や東エレク<8035>が4%超の下落。値がさのグロース(成長)株を中心に下げがきつかった。その他売買代金上位もトヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、任天堂<7974>、NTT<9432>など軒並み軟調。ファナック<6954>は決算を好感した買いが入ったものの、終値ではマイナスに沈んだ。他の決算発表銘柄では信越化<4063>なども売りに押され、NRI<4307>やサイバー<4751>は東証1部下落率上位に顔を出した。一方、売買代金上位では三井住友<8316>が逆行高。決算発表の三越伊勢丹<3099>やミスミG<9962>、業績上方修正のNOK<7240>などは大きく買われた。また、栄研化<4549>が東証1部上昇率トップとなり、エンプラス<6961>はストップ高水準で取引を終えた。