日経平均は小幅に4日続伸。29日の米国市場でNYダウは98ドル高と3日続伸し、連日で過去最高値を更新した。新型コロナウイルスワクチンの接種拡大やバイデン政権が計画するインフラ投資への期待が相場を押し上げた。本日の日経平均は3月末の配当権利落ちの影響が178円程度あったものの、米株高を追い風に19円安からスタートし、朝方には一時29478.20円(前日比93.68円高)まで上昇。後場に入ると日銀による上場投資信託(ETF)買い実施観測も相場を下支えし、前日終値を挟んで推移した。

大引けの日経平均は前日比48.18円高の29432.70円となった。なお、東証株価指数(TOPIX)は0.78%の下落。東証1部の売買高は13億4076万株、売買代金は2兆7235億円だった。業種別では、海運業、空運業、ゴム製品が上昇率上位だった。一方、保険業、電気・ガス業、パルプ・紙が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の25%、対して値下がり銘柄は72%となった。

個別では、ファーストリテ<9983>が3%の上昇となり、1銘柄で日経平均を約99円押し上げた。その他売買代金上位でもソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>といった値がさ株が堅調。米アーク・インベストメント・マネジメントの宇宙関連ETFに組み入れられるコマツ<6301>は3%超の上昇となった。また、グレイス<6541>は外資系証券による強気の投資判断付与が観測され、サインポスト<3996>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、トヨタ自<7203>や三菱UFJ<8306>などのメガバンク株が配当落ちの影響から軟調で、日本郵政<6178>は6%超の下落。前日急落の野村<8604>は投資判断引き下げの動きが見られ、売りが続いた。また、日本アG<3751>などが東証1部下落率上位に顔を出した。