日経平均は反発。12日の米国市場でNYダウは4日ぶりに反落し、55ドル安となった。最高値付近で利益確定の売りが続き、インフレ加速を警戒した動きも目立った。ただ、東京市場では前日に米株安を見越して日経平均が200円超下落しており、本日は反発期待の買いが先行して66円高からスタート。ファーストリテ<9983>などの値がさ株が押し上げ役となり、日経平均は後場の寄り付き直後に29897.11円(前日比358.38円高)まで上昇する場面があったが、上値では利益確定の売りが出て伸び悩んだ。

大引けの日経平均は前日比212.88円高の29751.61円となった。東証1部の売買高は10億1661万株、売買代金は2兆3028億円だった。業種別では、鉄鋼、証券、ガラス・土石製品が上昇率上位だった。一方、空運業、電気・ガス業、陸運業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の51%、対して値下がり銘柄は45%となった。

個別では、前述のファーストリテが4%近く上昇し、1銘柄で日経平均を約123円押し上げた。一部証券会社の投資判断引き上げが観測された資生堂<4911>は3%超の上昇。日立<6501>も堅調ぶりが目立った。その他売買代金上位ではソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>などがしっかり。AGC<5201>は業績上方修正を好感した買いが先行。また、ナルミヤ<9275>、ライク<2462>、タマホーム<1419>などが決算・業績修正を受けて東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、レーザーテック<6920>、武田薬<4502>、村田製<6981>などが軟調で、投資判断の引き下げが観測されたTDK<6762>は3%近い下落。また、日本通信<9424>などが東証1部下落率上位に顔を出した。