日経平均は小幅続伸。6日の米国市場でNYダウは318ドル高と4日続伸し、連日で過去最高値を更新した。失業保険申請件数が予想以上に減少し、景気回復への期待が高まった。一方、国内ではコロナ禍を受けた緊急事態宣言が延長・拡大される見通しとなり、本日の日経平均は売り買いが交錯して前日終値近辺でスタート。朝方に一時29237.36円(前日比94.01円安)まで下落すると、前場中ごろには一転して29449.86円(同118.49円高)まで上昇する場面もあったが、その後は米4月雇用統計の発表を前に様子見ムードが強まった。

大引けの日経平均は前日比26.45円高の29357.82円となった。東証1部の売買高は11億7404万株、売買代金は2兆5446億円だった。業種別では、鉄鋼、海運業、保険業が上昇率上位だった。一方、その他製品、精密機器、証券が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の74%、対して値下がり銘柄は23%となった。

個別では、東エレク<8035>が2%を超える上昇。連休前に発表した決算に対する反応は売りが先行したが、内容については評価する向きが多いようだ。前日に続き景気敏感株が買われ、郵船<9101>や商船三井<9104>も上げが目立った。取引時間中に決算発表した日本製鉄<5401>は5%を超える上昇。レーザーテック<6920>や三菱UFJ<8306>は小じっかり。また、前日の決算発表銘柄ではアウトソシング<2427>などが急伸し、マークラインズ<3901>は東証1部上昇率トップとなった。一方、任天堂<7974>が売買代金トップで2%近い下落。今期減益見通しを嫌気した売りが優勢となった。ソニーG<6758>が3日続落し、ソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>は小安い。三菱商事<8058>は決算を受けて後場急落。また、ヒロセ電<6806>などが東証1部下落率上位に顔を出した。