日経平均は大幅反発。17日の米国市場でNYダウは3日ぶりに反落し、54ドル安となった。インフレ加速への警戒感が根強く、長期金利の上昇とともにハイテク株などに売りが出た。ただ、連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長が金融緩和縮小の協議は時期尚早との考えを再表明し、引けにかけて下げ幅を縮小。本日の日経平均も押し目買い優勢で106円高からスタートすると、アジア株や時間外取引のNYダウ先物の上昇が支援材料となって上げ幅を広げた。後場には28481.17円(前日比656.34円高)まで上昇する場面があった。

大引けの日経平均は前日比582.01円高の28406.84円となった。東証1部の売買高は12億3150万株、売買代金は2兆7535億円だった。業種別では、鉄鋼、保険業、非鉄金属が上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、電気・ガス業、その他製品、パルプ・紙の3業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の83%、対して値下がり銘柄は15%となった。

個別では、ソフトバンクG<9984>が2%超、ファーストリテ<9983>が3%超の上昇となり、2銘柄で日経平均を約149円押し上げた。トヨタ自<7203>、東エレク<8035>などその他売買代金上位も全般堅調で、KDDI<9433>や第一生命HD<8750>の上げが目立った。三菱UFJ<8306>やブリヂス<5108>は決算を受けて買われ、リクルートHD<6098>は7%を超える上昇。また、AOITYO<3975>は連日で買い気配のままストップ高比例配分となり、ティラド<7236>やノーリツ<5943>は決算が好感されて東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、任天堂<7974>が軟調で、ソニーG<6758>は小安く引けた。決算発表銘柄では日清粉G<2002>などが大きく下落。また、UMCエレ<6615>やユニデンHD<6815>が東証1部下落率上位に顔を出した。