日経平均は反発。5日の米国市場は独立記念日の振替休日で休場だった。ただ、欧州の主要株価指数はおおむね小じっかりとなり、本日の日経平均も79円高からスタート。朝方に一時マイナスへ転じると、米株価指数先物の時間外取引での上昇などを追い風に28748.23円(前日比150.04円高)まで上昇する場面があった。しかし、今週後半には上場投資信託(ETF)の分配金捻出に絡んだ売り需要が発生するとみられているほか、引き続き新型コロナウイルス感染拡大への警戒感も根強く、買いが一巡すると伸び悩む展開となった。

大引けの日経平均は前日比45.02円高の28643.21円となった。東証1部の売買高は7億9425万株、売買代金は1兆6909億円と前日に続き今年最低だった。業種別では、空運業、石油・石炭製品、鉱業が上昇率上位だった。一方、海運業、証券、医薬品が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の52%、対して値下がり銘柄は41%となった。

個別では、任天堂<7974>が2%超の上昇。日経平均のルール変更が決まり、新規採用への期待が高まったようだ。ANA<9202>やJAL<9201>といった空運株も海外の経済活動正常化への期待から2%超上昇した。その他売買代金上位ではソフトバンクG<9984>やレーザーテック<6920>が堅調となり、ファーストリテ<9983>やトヨタ自<7203>は小高い。産油国の協議不調でINPEX<1605>などが買われ、太陽光発電の導入目標上積み観測が報じられてレノバ<9519>は急伸した。また、ファインデクス<3649>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、三菱電<6503>は不正検査問題を巡る報道が嫌気されて軟調。郵船<9101>や日立<6501>は利益確定売り優勢で小安い。決算発表のネクステージ<3186>は材料出尽くし感から売りがかさむ場面があった。また、ペッパー<3053>などが東証1部下落率上位に顔を出した。