日経平均は反発。28日の米国市場でNYダウは続落し、127ドル安となった。ただ、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は0.7%の上昇。本日の東京市場でも好決算の半導体関連株などに買いが先行し、日経平均は140円高からスタートした。このところ不安定感が強まっている中国株の動向などを見極めたいとの思惑から、前引けにかけて上げ幅を縮める場面も見られたが、本日は政策懸念が和らいで香港株・上海株とも堅調に推移し、日経平均は後場に27798.05円(前日比216.39円高)まで上昇する場面があった。

大引けの日経平均は前日比200.76円高の27782.42円となった。東証1部の売買高は11億6971万株、売買代金は2兆5790億円だった。業種別では、精密機器、海運業、電気機器が上昇率上位だった。一方、陸運業、空運業、食料品が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の59%、対して値下がり銘柄は37%となった。

個別では、売買代金トップのソフトバンクG<9984>が4%の上昇。投資先企業には中国テック企業も多く、本日は警戒感が和らいだようだ。日産自<7201>やアドバンテス<6857>は決算を好感した買いが広がり、引け後に決算発表が控えていたルネサス<6723>も大幅高。その他ではソニーG<6758>の堅調ぶりが目立ち、トヨタ自<7203>もしっかり。また、東京機<6335>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、サイバー<4751>が商いを伴って7%超の急落。スマートフォンゲーム「ウマ娘」のヒットで好決算だったが、材料出尽くし感が広がったようだ。エムスリー<2413>やTDK<6762>も同様でやや下げが大きい。その他、レーザーテック<6920>や任天堂<7974>が軟調となり、H2Oリテイル<8242>など百貨店株の一角は売りがかさんだ。また、アイモバイル<6535>などが東証1部下落率上位に顔を出した。