日経平均は続伸。23日の米国市場でNYダウは続伸し、215ドル高となった。当局が初めて新型コロナウイルスワクチンを正式承認したことなどが好感された。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は過去最高値を更新。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで158円高からスタートすると、その後もアジア株高などを追い風に上げ幅を広げ、前場中ごろを過ぎると一時27817.89円(前日比323.65円高)まで上昇した。ただ、後場になると株価指数先物の買い戻しに一服感が出て、高値圏でややこう着感を強めた。

大引けの日経平均は前日比237.86円高の27732.10円となった。東証1部の売買高は9億5942万株、売買代金は2兆3378億円だった。業種別では、海運業、空運業、鉄鋼が上昇率上位だった。一方、ゴム製品、医薬品、銀行業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の82%、対して値下がり銘柄は14%となった。

個別では、郵船<9101>や商船三井<9104>などの海運株、レーザーテック<6920>や東エレク<8035>などの半導体関連株、それにソニーG<6758>の上昇が目立った。その他売買代金上位もソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、任天堂<7974>など全般堅調。ヤマハ<7951>はヤマハ発<7272>株の売却と自社株買い実施、タカショー<7590>は業績上方修正が好感された。経済活動の再開が追い風となるH.I.S.<9603>なども大きく上昇。また、邦アセチレン<4093>が連日でストップ高を付け、東証1部上昇率トップとなった。一方、ヤマハ発は5%超の下落となり、公募増資等の実施を発表したケイアイスター<3465>や昭電工<4004>とともに東証1部下落率上位にランクイン。8月既存店売上が減収となったしまむら<8227>などにも売りが出た。