日経平均は小幅続伸。19日の米国市場でNYダウは3日続落し、268ドル安となった。欧州などでの新型コロナウイルス再流行が嫌気された。ただ、長期金利の低下でハイテク株が買われ、ナスダック総合指数は連日で過去最高値を更新。週明けの日経平均はNYダウが下落した流れを引き継いで127円安からスタートしたが、値がさ株の一角や海運株などに買いが入り、下げ渋る展開となった。後場に入りプラス転換すると、一時29806.49円(前週末比60.62円高)まで上昇したが、祝日を前に一段の上値を試す動きは限られた。

大引けの日経平均は前週末比28.24円高の29774.11円となった。東証1部の売買高は10億6538万株、売買代金は2兆3720億円だった。業種別では、海運業、保険業、証券が上昇率上位だった。一方、鉱業、輸送用機器、空運業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の48%、対して値下がり銘柄は47%となった。

個別では、日経平均への寄与が大きい東エレク<8035>やファーストリテ<9983>が小高い。郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎船<9107>といった海運株は揃って3〜4%の上昇。塩野義<4507>が2%超上昇するなど医薬品株の一角も堅調だった。好決算の東京海上<8766>は3%近く上昇し、「物言う株主」として知られるファンドが大株主に浮上したCOOKPAD<2193>や説明会内容が好感された日製鋼所<5631>は急伸。また、OKK<6205>やマーケットE<3135>は連日でストップ高となった。一方、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、ソニーG<6758>、三菱UFJ<8306>はさえない。原油安でINPEX<1605>が4%超下落し、高値圏のスノーピーク<7816>は利益確定売りに押され7%近く下落した。また、株式の売出し実施を発表した国際紙パルプ商事<9274>などが東証1部下落率上位に顔を出した。