日経平均は4日ぶり大幅反落。21日の米国市場でNYダウは3日ぶりに反落し、368ドル安となった。パウエル連邦準備理事会(FRB)議長が討論会で5月の0.5pt利上げを示唆するなど、FRB要人から金融引き締めに積極的な発言が相次ぎ出て、金利上昇とともに幅広い銘柄で売りが広がった。本日の日経平均もこうした流れを引き継いで355円安からスタートすると、朝方には一時26904.38円(前日比648.68円安)まで下落。その後は買い戻しも入ってじりじりと下げ幅を縮めたが、戻りは限定的だった。

大引けの日経平均は前日比447.80円安の27105.26円となった。東証プライム市場の売買高は9億7940万株、売買代金は2兆3877億円だった。業種別では、非鉄金属、鉱業、海運業が下落率上位で、その他も全般軟調。一方、保険業、空運業、陸運業の3業種が上昇した。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の84%、対して値上がり銘柄は14%となった。

個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が5%近い下落。米金利上昇がグロース(成長)株の重しとなり、前日の米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落した流れを引き継いだ。その他売買代金上位でもソフトバンクG<9984>、郵船<9101>、東エレク<8035>、トヨタ自<7203>、ソニーG<6758>などが軟調。決算が注目された日本電産<6594>はもみ合いとなり、小安く引けた。また、戸田工<4100>などが東証プライム市場の下落率上位に顔を出した。一方、再編提案の募集を発表した東芝<6502>は4%超、決算が好感されたディスコ<6146>は3%超の上昇。4月度売上が堅調だった西松屋チェ<7545>も急伸した。また、米ファンドKKRによる買収が報じられた日立物流<9086>は買い気配のままストップ高比例配分となり、同社株を保有するSGHD<9143>にも買いが入った。