日経平均は大幅反発。27日の米国市場でNYダウは反発し、61ドル高となった。中国経済の減速懸念が和らいだことなどを背景に値ごろ感から買いが入ったが、戻りは鈍かった。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで43円高からスタートすると、朝方は前日終値を挟んでもみ合い。ただ、3連休を前に売り方の買い戻しが入ったほか、良好な企業決算や日銀の金融緩和維持による円安進行を受けて投資家心理が上向き、引けにかけて26876.95円(前日比490.32円高)まで上昇する場面があった。

大引けの日経平均は前日比461.27円高の26847.90円となった。東証プライム市場の売買高は13億8363万株、売買代金は3兆4114億円だった。業種別では、鉄鋼、鉱業、輸送用機器が上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、海運業、サービス業、その他製品の3業種が下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の82%、対して値下がり銘柄は16%となった。

個別では、取引時間中に決算発表したデンソー<6902>が急伸し、9%を超える上昇。トヨタ自<7203>は円安進行も相まって3%超上昇した。前日決算発表のキーエンス<6861>とアドバンテス<6857>は4〜5%上昇し、決算とともに大株主の売却意向を受けた自社株買い実施を発表したルネサス<6723>は5%超の上昇。その他、売買代金上位ではレーザーテック<6920>やソフトバンクG<9984>が堅調で、フューチャー<4722>などが東証プライム市場の上昇率上位に顔を出した。一方、OLC<4661>は10%の下落。今期業績予想や新たに発表された中期経営計画が市場予想を大きく下回った。今期、営業減益予想のイビデン<4062>も6%超の下落。商船三井<9104>は前引け後に決算発表して急落する場面があり、郵船<9101>や川崎船<9107>にも売りが波及した。また、やはり決算が嫌気されたZOZO<3092>は東証プライム市場の下落率トップとなった。