日経平均は反発。8日の米国株式市場のダウ平均は40.33ドル安(-0.12%)、S&P500は4.40ポイント高(+0.10%)、ナスダック総合指数は10.55ポイント高(+0.08%)とまちまち。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が9日に講演を予定しており、警戒感から利食い売りが優勢となる時間帯もあった。ただし、原油価格の下落や長期金利低下でハイテクの売りは限定的となり、相場を支えた。一方、2日続落となっていた反動もあり、日経平均は前日比149.91円高の32316.39円と反発スタート。後場に上げ幅を拡大し、一時32723.71円まで上昇したが、大引け間際には利益確定売りも見られた。

 大引けの日経平均は前日比479.98円高の32646.46円となった。東証プライム市場の売買高は16億7837万株、売買代金は4兆443億円だった。セクターでは、その他製品、石油・石炭製品、鉱業を筆頭にほとんどが上昇した。下落したのはサービス業、非鉄金属のみだった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の77%、対して値下がり銘柄は20%だった。

 個別では、ダイキン<6367>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>など指数寄与度の大きい値がさ株が上昇。MBO実施を発表したシミックHD<2309>が本日もストップ高比例配分。決算関連では、シュッピン<3179>、TOWA<6315>が大幅上昇、ミツバ<7280>、ローランド<7944>などが一時ストップ高となった。また、富士ソフトがTOBで上場子会社4社の完全子会社化を目指すと発表し、東証スタンダードのヴィンクス<3784>、サイバーコム<3852>、サイバネット<4312>、富士ソフトSB<6188>が終日ストップ高となった。

 一方、決算関連では、サンアスタリスク<4053>、シャープ<6753>、東証スタンダードのアテクト<4241>などが下落。フジクラ<5803>、福山通運<9075>、東証グロースのブティックス<9272>も続落した。そのほか東証スタンダードでは株主優待制度廃止を発表したホリイフード<3077>が続落、東証グロースではDELTA-P<4598>が大幅下落した。