日経平均は続伸。13日の米国株式市場のダウ平均は54.77ドル高(+0.16%)、S&P500は3.69ポイント安(-0.08%)、ナスダック総合指数は30.37ポイント安(-0.22%)とまちまち。格付け会社ムーディーズが財政赤字の高止まりなどを理由に国債格付け見通しを引き下げたことが嫌気された。その後発表された10月NY連銀のインフレ期待指数が9月から低下したことから米長期金利が低下し、買われる場面も見られた。ただし、翌日に10月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることから、積極的な売買は手控えられた。一方、日経平均は昨日後場の下落の反動もあり、前日比175.4円高の32760.51円と続伸スタート。32800円前後では利益確定売りに押される一方、32700円前後では下値を拾う動きも見られ、売買は拮抗した。後場に入ると、次第に今晩の米国経済指標を見極めたいと様子見ムードも広がった。

 大引けの日経平均は前日比110.82円高の32695.93円となった。東証プライム市場の売買高は14億2575万株、売買代金は3兆5448億円だった。セクターでは、鉱業、石油・石炭製品、非鉄金属を筆頭に多くのセクターで上昇。一方、サービス業、倉庫・運輸関連業、不動産業を筆頭に下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の47%、対して値下がり銘柄は49%だった。

 個別では、決算発表内容が好感されたシンクロ・フード<3963>、タツモ<6266>、マイクロニクス<6871>、東証スタンダードのグリーンズ<6547>、東証グロースのDMP<3652>などがストップ高で引けたほか、ファインデックス<3649>、ウェルビー<6556>、堀場製<6856>、みずほFG<8411>、東証グロースのFFRI<3692>などが上昇した。また、MBO実施を発表したJBR<2453>が終日ストップ高、ベネッセHD<9783>が続伸した。そのほか、自社株買いを発表したLINK&M<2170>が大幅高となった。

 一方、決算内容が失望売りを誘ったLIFULL<2120>、博報堂DY<2433>、円谷フィHD<2767>、クロスマーケ<3675>、恵和<4251>、メドピア<6095>、オプトラン<6235>、ダイヤHD<6699>が大幅下落、東証スタンダードでは日本山村硝子<5210>などが大幅下落したほか、サニーサイド<2180>がストップ安のまま引けた。