前日16日の米国株式市場のダウ平均は45.74ドル安(-0.13%)と反落、S&P500は5.36ポイント高(+0.12%)、ナスダック総合指数は9.84ポイント高(+0.07%)と小幅に上昇。ウォルマートなど主要小売企業の悲観的な消費見通しを警戒した売りが広がった。ナスダックも上値の重い展開となったが、長期金利の低下が支援し終盤にかけてプラス圏を回復した。まちまちとなった米株市場を受けて、日経平均は79.56円安の33344.85円と続落して取引を開始した。朝方はマイナス圏で推移したものの、前場中ごろにはプラス圏に浮上し、後場は上げ幅を広げた。東証プライム市場の値上がり銘柄数は80%を超えており、決算発表が一巡したものの幅広い銘柄が堅調に推移した。

 大引けの日経平均は前日比160.79円高の33585.20円となった。東証プライム市場の売買高は14億3026万株、売買代金は3兆7492億円だった。セクターでは、空運業、精密機器、建設業などが上昇率上位に並んだ。一方で、その他製品、不動産業、ゴム製品の3業種のみ下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は83%、対して値下がり銘柄は16%となっている。

 個別では、川崎船<9107>や郵船<9101>などの海運株、日本航空<9201>やANAホールディングス<9202>などの空運株が堅調に推移。また、東エレク<8035>やレーザーテック<6920>などの一部の半導体関連株もプラス圏に浮上、信越化<4063>、三菱重工業<7011>、JT<2914>なども上昇した。高水準の自己株式取得実施を発表したC&FロジHD<9099>や中期成長織り込む局面として国内証券が目標株価を引き上げたTOWA<6315>も上昇、サイボウズ<4776>、酉島製作所<6363>、広済堂ホールディングス<7868>が値上がり率上位となった。

 一方、ディスコ<6146>、ソニーG<6758>、リクルートHD<6098>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、スクリン<7735>、任天堂<7974>なども下落した。ほか、ギフティ<4449>、シークス<7613>、ネットプロHD<7383>などが値下がり率上位となった。