前週末1日の米国株式市場のダウ平均は294.61ドル高(+0.82%)、S&P500は26.83ポイント高(+0.59%)と続伸、ナスダック総合指数は78.81ポイント高(+0.55%)と反発した。11月ISM製造業景況指数が予想を下回り金利の低下に連れた買いが強まった。その後、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の発言を受け、利上げ終了観測が一段と強まり相場は続伸。終日堅調に推移し終盤にかけ上げ幅を拡大した。主要株価指数がそろって上昇した米株市場を横目に、日経平均は前週末比113.44円安の33318.07円と続落でスタートした。朝方の売り一巡後は下げ幅を縮小する動きを見せたが、買いは続かず、終日マイナス圏での軟調推移となった。節目の3万3000円に接近する場面では押し目買いが入った一方で、為替が円高方向に振れていることが重しとなっている他、週末にメジャーSQを控えていることもあって積極的な動きは乏しかった。

 大引けの日経平均は前日比200.24円安の33231.27円となった。東証プライム市場の売買高は13億1591万株、売買代金は3兆3211億円だった。セクターでは、輸送用機器、鉱業、銀行業など多くの業種が下落率上位に並んでいる一方で、海運業、不動産業、小売業、情報・通信業の4業種のみが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は42%、対して値下がり銘柄は55%となっている。

 個別では、東エレク<8035>やディスコ<6146>などの半導体関連株の一角が軟調に推移。また、トヨタ自<7203>やホンダ<7267>などの自動車関連株、三菱商事<8058>や三井物産<8031>などの商社株、三菱UFJ<8306>や三井住友FG<8316>などの金融株も下落。ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>、アドバンテ<6857>、リクルートHD<6098>なども下落した。ほか、通期営業利益見通しを下方修正したクミアイ化学<4996>が急落、エルティーエス<6560>、YTL<1773>などが値下がり率上位となった。

 一方、川崎船<9107>や日本郵船<9101>などの海運株が堅調に推移した。また、レーザーテック<6920>、スクリン<7735>、さくらインターネット<3778>、TOWA<6315>、なども上昇した。ほか、第1四半期は大幅増益決算となった内田洋行<8057>が大幅上昇、セレス<3696>、ダブルスコープ<6619>、インフォマート<2492>などが値上がり率上位となった。