日経平均は大幅続落。4日の米国株式市場のダウ平均は41.06ドル安(-0.11%)、S&P500は24.85ポイント安(-0.54%)、ナスダック総合指数は119.54ポイント安(-0.84%)とそれぞれ下落。前週までの上昇に対する利益確定の売りが先行するなか、米長期金利が再び上昇に転じたためハイテクが売られ、相場の重荷となった。米株安の流れを受け、日経平均は前日比208.89円安の33022.38円と続落スタート。11月14日ぶりに節目の33000円を割った。25日移動平均線付近まで下落するとその後はもみ合いとなり、本日の安値圏で引けた。

 大引けの日経平均は前日比455.45円安の32775.82円となった。東証プライム市場の売買高は13億4935万株、売買代金は3兆5833億円だった。セクターでは、陸運業、ゴム製品、食料品などが上昇する一方、精密機器、鉄鋼、機械などを筆頭に多くのセクターで下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の18%、対して値下がり銘柄は80%だった。

 個別では、エヌビディアとの連携などへの期待感からさくら<3778>が大幅上昇した。政府・与党が中小企業のM&A促進へ税優遇と伝わり、M&Aキャピ<6080>、ストライク<6196>、M&A総研<9552>などが上昇した。米長期金利の上昇などを手掛かりに楽天銀行<5838>が続伸。関空の免税店オープンで資生堂<4911>、コーセー<4922>などインバウンド関連が物色されたほか、JR東日本<9020>、西武HD<9024>、JR九州<9142>ら鉄道関連も堅調な動きに。そのほか、国内証券の格上げ観測で戸田建設<1860>やUACJ<5741>、タクマ<6013>、近鉄GHD<9041>などが上昇した。

 一方、大幅な業績下方修正がネガティブ視されたグッドコムA<3475>が大幅反落。TOWA<6315>、芝浦メカトロニクス<6590>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置に売りが集まったほか、野村マイクロ<6254>、タツモ<6266>なども軟調。また、国内証券の格下げ観測で日本酸素HD<4091>、I‐PEX<6640>、KOA<6999>が下落。米長期金利上昇でマネーフォワード<3994>など中小型グロースの一角も軟化した。