[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28880.78;+372.23
TOPIX;1911.91;+23.73


[寄り付き概況]

 22日の日経平均は372.23円高の28880.78円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日21日のダウ平均は316.01ドル高の34137.31ドル、ナスダックは163.95ポイント高の13950.22で取引を終了した。新型コロナウイルス変異種感染拡大を受けて、国務省が100カ国近くを渡航禁止国に指定したため経済活動の再開が抑制されるとの懸念に、下落して寄り付いた。しかし、押し目からは回復期待を受けた買いも強く上昇に転じたあと、引けにかけて上げ幅を拡大した。

 米国株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行した。新型コロナワクチンの普及による世界経済回復への期待感が継続し、株価支援要因となった。また、日経平均が昨日までの2日続落で1100円を超す下げとなり、自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、内外で新型コロナ感染が拡大し、国内では大阪府に続き東京都などが緊急事態宣言の発令を政府に要請するなど、経済への悪影響が懸念され、また、今後発表が本格化する企業決算の内容を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は11-17日に国内株を3週連続で買い越した。買越額は2863億円だった。今日は、ステラファーマ<4888>、ビジョナル<4194>がマザーズに、ネオマーケティング<4196>がジャスダックに上場した。

 セクター別では、海運業、鉄鋼、精密機器、ゴム製品、機械などが値上がり率上位、空運業、石油石炭製品が値下がりしている。東証1部の売買代金上位では、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、トヨタ<7203>、キーエンス<6861>、信越化<4063>、日本電産<6594>、日本製鉄<5401>、資生堂<4911>、SMC<6273>、商船三井<9104>、リクルートHD<6098>などが上昇。他方、任天堂<7974>、ANA<9202>などが下落している。