[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29749.71;-27.09
TOPIX;2050.24;+1.72



[寄り付き概況]

 16日の日経平均は27.09円安の29749.71円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日15日の米国株式市場は小幅反落。ダウ平均は12.86ドル安の36087.45ドル、ナスダックは7.11ポイント安の15853.85で取引を終了した。バイデン大統領の1兆ドル規模のインフラ投資法案成立や11月NY連銀製造業景気指数が予想以上に上昇したため景気回復ペース加速期待に寄り付き後、上昇。同時に、インフラ法案の歳出がインフレのさらなる上昇に繋がるとの懸念に金利が上昇すると引けにかけて下落に転じた。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均が昨日までの3日続伸で670円ほど上昇したことから、短期的な利益確定売りが出やすかった。また、日本時間の今日午前に開かれる予定の米中首脳によるオンライン協議の内容を見極めたいとして、積極的な買いを手控える向きもあった。一方、主要企業の21年4-9月期決算発表が昨日で一巡したが、市場では概ね業績改善を示す内容と受け取られていることや、政府が19日にまとめる経済対策への期待感が継続し、株価下支え要因となった。また、外為市場で1ドル=114円10銭台と、昨日15時頃に比べ30-40銭ほど円安・ドル高に振れたことが輸出株などの株価を支えたが、寄付き段階では売りが優勢だった。

 セクター別では、サービス業、機械、精密機器などが値下がり率上位、保険業、繊維製品、銀行業、空運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、リクルートHD<6098>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、SMC<6273>、エムスリー<2413>、パナソニック<6752>、オリンパス<7733>、ベイカレント<6532>、三菱自<7211>、TOWA<6315>、マネックスG<8698>などが下落。他方、三菱UFJ<8306>、第一生命HD<8750>、トヨタ<7203>、SUBARU<7270>、日本郵船<9101>、村田製<6981>、日立<6501>、第一三共<4568>、OLC<4661>、ガンホー<3765>、クリレスHD<3387>などが上昇している。