[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28868.37;+408.65
TOPIX;2006.55;+22.45


[寄り付き概況]

 16日の日経平均は408.65円高の28868.37円と続伸して取引を開始した。前日15日の米国株式市場は反発。ダウ平均は383.25ドル高の35927.43ドル、ナスダックは327.94ポイント高の15565.58で取引を終了した。11月小売売上高が予想以上に鈍化したことを嫌気し寄り付き後、下落。その後、米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長の「オミクロン株に特化したワクチンは今のところ必要ない」との発言を受け、警戒感が後退し下げ止まり、連邦公開市場委員会(FOMC)の想定通りの結果を好感し、上昇に転じた。高インフレに対処するFRBの方針で安心感が広がり、引けにかけては上げ幅を拡大した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇した流れを引き継いだ。特に、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の上昇率が大きかったことが、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=114円10銭台と昨日15時頃に比べ40-50銭ほど円安・ドル高に振れたことが輸出株などの株価を支えた。一方、国内で新型コロナ「オミクロン型」の感染者が昨日新たに15人確認され、国内での感染拡大への警戒感が株価の重しとなったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された11月の貿易収支は9548億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は6750億円の赤字だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は12月5-11日に国内株を4週連続で売り越した。売越額は6029億円だった。今日はブロードエンタープライズ<4415>、True Data<4416>がマザーズに上場した。

 セクター別では全業種が値上がり。精密機器、機械、医薬品、保険業、電気機器などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ファーストリテ<9983>、村田製<6981>、ファナック<6954>、キヤノン<7751>、HOYA<7741>、KDDI<9433>、信越化<4063>、富士通<6702>、塩野義薬<4507>、SMC<6273>、オムロン<6645>、INPEX<1605>、スクリーンHD<7735>、OLC<4661>、SUBARU<7270>などが上昇。他方、ソフトバンクG<9984>、日本製鉄<5401>などが下落している。