[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27755.60;+94.13
TOPIX;1938.99;+3.50


[寄り付き概況]

 2日の日経平均は94.13円高の27755.60円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日1日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は145.99ドル高の31656.42ドル、ナスダックは31.08ポイント安の11785.13で取引を終了した。先週分新規失業保険申請件数が予想外に前回から減少したほか、8月ISM製造業景況指数も予想を上回ったため連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが続くとの警戒感から売りが先行した。また、中国が四川省成都市の都市封鎖を実施したため世界経済の減速懸念も売り圧力となりった。その後、景気後退の回避が可能との楽観的な見方が強まったほか、雇用統計の発表を控えた買い戻しが強まり、取引終了にかけてダウ平均は上昇に転じた。長期金利の上昇でナスダック総合指数は終日軟調に推移し小幅安で終了した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が5日ぶりに反発したことが東京市場の株価の支えとなった。また、日経平均が昨日までの2日間で500円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いが入りやすかったことに加え、外為市場で1ドル=140円10銭台と昨日15時頃に比べ80-90銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価支援要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したものの、ナスダック総合指数が5日続落し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.9%の下落となったことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、8月の米雇用統計発表を今晩に控え、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。

 セクター別では、精密機器、小売業、海運業、医薬品、空運業などが値上がり率上位、鉄鋼、鉱業、非鉄金属、石油石炭製品、その他製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、HOYA<7741>、オリンパス<7733>、スズキ<7269>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>、トリドール<3397>、NTT<9432>、日本郵船<9101>、キーエンス<6861>などが上昇。他方、日本製鉄<5401>、JFE<5411>、INPEX<1605>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、三菱重<7011>、住友鉱<5713>、積水ハウス<1928>、任天堂<7974>、三菱自<7211>、アステラス薬<4503>などが下落している。