[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28132.70;-481.93
TOPIX;1955.39;-31.18


[寄り付き概況]

 14日の日経平均は481.93円安の28132.70円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日13日の米国株式市場は大幅反落。ダウ平均は1276.37ドル安の31104.97ドル、ナスダックは632.84ポイント安の11633.57で取引を終了した。8月の消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなったため、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース加速懸念に売られ、寄り付き後、大きく下落。長期金利の急伸でハイテクの売りも加速し、相場をさらに押し下げた。同時にFRBの過剰な利上げによる景気後退入り懸念も浮上し、サービスや小売りなどを中心に売られ、一段安となった。引けにかけても売り止まず、ポジション手仕舞いの売りも巻き込み主要株式指数は大幅安で終了した。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均が昨日までの4営業日で1100円を超す上げとなったことから利益確定売りも出やすかった。さらに、昨日の8月の米消費者物価指数(CPI)に続き今晩は8月の米卸売物価指数(PPI)が発表されることから、これを見極めたいとして買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=144円40銭台と昨日15時頃に比べ2円ほど円安・ドル高に振れていることが東京市場で輸出株などの株価の支えとなったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比5.3%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は0.8%減だった。

 セクター別では全業種が値下がり。海運業、その他製品、電気機器、精密機器、空運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>、日本電産<6594>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、レーザーテック<6920>、村田製<6981>、ソニーG<6758>、信越化<4063>、大阪チタ<5726>、HOYA<7741>、ダイキン<6367>、川崎汽船<9107>などが下落。他方、三菱自<7211>などが上昇している。