[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27614.64;+27.18
TOPIX;1934.45;+5.02


[寄り付き概況]

 1日の日経平均は27.18円高の27614.64円と続伸して取引を開始した。前日10月31日の米国株式市場は反落。ダウ平均は128.85ドル安の32732.95ドル、ナスダックは114.31ポイント安の10988.15で取引を終了した。1日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)を警戒した売りが先行した。月末の調整や利上げ減速期待を受けた買いにダウは一時プラス圏を回復したが、戻り売りに押され、再び下落した。長期金利の上昇でハイテクも弱く、主要株式指数は終日軟調に推移した。

 今日の東京株式市場は、やや買いが先行した。外為市場で1ドル=148円70銭台と昨日15時頃に比べ90銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が心理的な節目とされる27500円や、27500円台半ばに位置する75日移動平均線を上回って取引を終えたことから、相場が上昇基調に入っているとの指摘もあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今週は日本時間3日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見、週末4日に10月の米雇用統計発表など重要イベントが控えており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は日本時間10時45分に10月の財新中国製造業PMIが発表される。

 セクター別では、卸売業、鉄鋼、空運業、非鉄金属、海運業などが値上がり率上位、陸運業、金属製品、その他金融業、精密機器、証券商品先物などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、JT<2914>、大阪チタ<5726>、コマツ<6301>、ダブル・スコープ<6619>、三菱商事<8058>、三井物産<8031>、伊藤忠<8001>、住友商事<8053>、アステラス薬<4503>、商船三井<9104>、ANA<9202>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、日本製鉄<5401>、日立<6501>、キーエンス<6861>、ソニーG<6758>などが上昇。他方、京セラ<6971>、村田製<6981>、レーザーテック<6920>、イビデン<4062>、JR東<9020>、JR東海<9022>、日本電産<6594>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>などが下落している。