[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27459.08;-257.35
TOPIX;1934.55;-14.94


[寄り付き概況]

 10日の日経平均は257.35円安の27459.08円と続落して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は反落。ダウ平均は646.89ドル安の32513.94ドル、ナスダックは263.02ポイント安の10353.18で取引を終了した。中間選挙で下院での共和党勝利の勢いが期待された程ではなく依然不透明感が続き、景気減速への懸念も強まり売りが先行した。また、10日に発表予定の10月消費者物価指数(CPI)を警戒した売りも強まり、さらに、取引終了にかけて主要暗号資産取引所の破綻リスク上昇で金融市場への影響を警戒した売りが加速し下げ幅を拡大した。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、中国で新型コロナ感染が拡大していることも懸念材料となった。さらに、日本時間の今晩に発表される10月の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあった。一方、国内主要企業の4-9月期決算発表が続いており、好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となった。また、外為市場で1ドル=146円20銭台と昨日15時頃に比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の支えとなったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月30日-11月5日に国内株を2週連続で買い越した。買越額は3400億円だった。

 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、ゴム製品、海運業、電気機器などが値下がり率上位、電気・ガス業、陸運業、空運業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、三井不<8801>、神戸鋼<5406>、カシオ<6952>、クラレ<3405>、キリンHD<2503>、INPEX<1605>、村田製<6981>、ソニーG<6758>、太陽誘電<6976>、日立<6501>、商船三井<9104>、ディスコ<6146>、トヨタ<7203>などが下落。他方、フジクラ<5803>が買いを集め、ネクソン<3659>、三菱自<7211>、日産自<7201>、OLC<4661>、ANA<9202>、JAL<9201>、7&iHD<3382>、ダイキン<6367>などが上昇している。