[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;33520.39;+72.72
TOPIX;2385.48;+3.72


[寄り付き概況]

 28日の日経平均は72.72円高の33520.39円と反発して取引を開始した。前日27日の米国株式市場は下落。ダウ平均は56.68ドル安の35333.47ドル、ナスダックは9.83ポイント安の14241.02で取引を終了した。サイバーマンデーで強いオンライン売り上げを期待した買いに寄り付き後、上昇。ただ、10月新築住宅販売件数や11月ダラス連銀製造業活動指数が予想を下回り景気への懸念が再燃し、ダウは下落に転じた。連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了を織り込み長期金利が再び低下したためハイテクは一時買われたが終盤にかけ失速し、高値付近からの利益確定売りにおされ主要株式指数は下落で終了した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の日経平均は下落したが、25日移動平均線が75日線を上抜くゴールデンクロスを示現し、中長期ベースの強気局面入りを指摘する向きがあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が小幅ながら下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=148円30銭台と、昨日15時頃と比べ80銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などを買い手控える要因となった。さらに、昨日、日経平均の5日移動平均線が下向きに転じたことから、短期的な調整圧力を指摘する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。

 セクター別では、パルプ・紙、不動産業、水産・農林業、鉄鋼、鉱業などが値上がり率上位、海運業、空運業、医薬品、銀行業、精密機器などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ニトリHD<9843>、ルネサス<6723>、楽天グループ<4755>、スクリーンHD<7735>、キヤノン<7751>、レーザーテック<6920>、日産自<7201>、ソニーG<6758>、コスモス薬品<3349>、アドバンテスト<6857>、キーエンス<6861>、ソフトバンクG<9984>、味の素<2802>、KOKUSAI<6525>、ファーストリテ<9983>などが上昇。他方、LINE ヤフー<4689>、ニデック<6594>、デンソー<6902>、第一三共<4568>、商船三井<9104>、川崎船<9107>、郵船<9101>、日立<6501>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、伊藤忠<8001>、東京海上HD<8766>、アステラス薬<4503>などが下落している。