後場の日経平均は301円安でスタート、第一生命HDや三住トラストなどが下落
日経平均;26927.70;-301.78
TOPIX;1931.80;-28.32
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比301.78円安の26927.70円と、前引け(26974.39円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は26650円-26720円のレンジでやや弱含み。ドル・円は1ドル=132.70-80円と午前9時頃から20銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が下落して始まった後、マイナス圏で推移し0.4%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後に一時2%を超す下げとなったが、その後やや下げ渋り、1.3%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べ、やや売りが先行して始まった。ダウ平均先物が底堅く推移していることなどが東京市場の株価下支え要因となる一方、今晩の欧州株式市場の動向が警戒される中、今日は欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表が予定されており、これらを見極めたいとする向きもあり、積極的な買いは手控えられているようだ。
セクターでは全業種が値下がりしており、保険業、鉄鋼、銀行業が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、第一生命HD<8750>、三住トラスト<8309>、JFE<5411>、神戸鋼<5406>、ゆうちょ銀行<7182>、りそなHD<8308>、オリックス<8591>、三井物産<8031>、日本製鉄<5401>、日本郵政<6178>が下落。一方、ZHD<4689>、メルカリ<4385>、アドバンテスト<6857>、キーエンス<6861>、NTT<9432>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>が上昇している。