[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;30898.81;+324.88
TOPIX;2168.15;+10.30


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比324.88円高の30898.81円と、前引け(30892.47円)とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の日経225先物は30860円-30920円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=138.40-50円と午前9時頃から10銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が下落して始まった後に下げ渋り前日終値近辺で推移している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後にやや下げ幅を縮め0.9%ほど下落している。後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で始まった。朝方にやや売りに押される場面があったが、日経平均が30700円近辺で買いが入る展開となったことから、相場の下値は堅いとの見方がある。また、朝方にやや軟調だったダウ平均先物が底堅く推移していることも東京市場で安心感となっているもよう。一方、市場では高値警戒感が継続する中、日経平均は昨日までの6日続伸で1400円を超す上げとなったことから、週末ということもあり、上値では利益確定売りが出やすいようだ。

 セクターでは、サービス業、機械、化学が上昇率上位となっている一方、銀行業、陸運業、空運業が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、リクルートHD<6098>、オリンパス<7733>、ローム<6963>、パナHD<6752>、SUMCO<3436>、ファーストリテ<9983>、信越化<4063>、丸紅<8002>、メルカリ<4385>、第一三共<4568>が高い。一方、アドバンテスト<6857>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、JR東海<9022>、みずほ<8411>、任天堂<7974>、ソニーG<6758>、ルネサス<6723>、郵船<9101>、NTT<9432>が下落している。