19日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。18日の米国市場はゴールドマン・サックスの決算が嫌気される一方で、ハイテク株選好の流れとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の19970円。円相場は1ドル112円05銭辺りで推移している。米金融株の弱い値動きのほか、円高が重石になる格好から、日経平均は2万円を挟んでの攻防といった展開になろう。

 ただし、ハイテク株を選好する流れのなかで、センチメントはそれ程悪化しないとみられる。また、前日の時間外でネットフリックスが上昇していたが、18日の日中取引においても決算評価のほか、投資判断引き上げの動きもあり、最高値を更新している。

 米国ではここにきて再びハイテク株の一角が出直りをみせてきているが、リード役である、フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、アルファベット(グーグル)の「FANG」銘柄の出直りが、日本版FANG銘柄とされる「SUNRISE」銘柄(ソフトバンクG<9984>の「S」、任天堂<7974>の「N」、リクルートHD<6098>の「R」、ソニー<6758>の「S」の4銘柄)を中心に刺激となるようだと、相場の先高期待が高まることも意識されよう。

 また、昨日は決算要因ではあるが、中小型株、ゲーム株などに利益確定の動きが強まっていた。日経平均の2万円割れが心理的に影響したようである。資金回転が速く乱高下になりやすい面はあるが、資金回転が速い分、需給面でのシコリを残さないであろう。SUNRISE銘柄の上昇が心理的な下支えとなる展開も意識されそうだ。
(村瀬智一)