21日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。20日の米国市場はまちまちだった。複数の主要企業決算が好感され買いが先行。その後、週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、6月景気先行指数も予想を上振れたが、原油相場の下落が嫌気された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比変わらずの20090円。円相場は1ドル111円80銭辺りでの推移となっている。

 これによりやや利食い優勢の展開から日経平均は25日線での攻防が続きそうである。週末要因もあって手控えの動きも意識されるほか、円相場が円高に振れて推移していることも手掛けづらくさせよう。昨日はインデックス主導で強含みとなったが反動が意識される。

 一方、決算発表が本格化する中、決算を手掛かりとした個別物色は活発になりそうである。安川電<6506>は通期計画の上方修正のほか、配当予想の増額も発表している。これを材料視する格好から連日で高値を更新してくるようだと、日経平均がこう着ながらも、センチメントを明るくさせよう。
(村瀬智一)