28日の日本株市場はこう着感の強い相場展開が続こう。27日の米国市場では、6月耐久財受注が予想を上振れたことが好感されNYダウは連日で高値を更新。一方で、ハイテク株には利益確定の動きが強まっており、これが重石になりそうだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の20030円となり、日経平均は引き続き20000円を挟んでの攻防といったところであろう。

 また、本日は決算発表の第一弾のピークとなる。週末要因もあって積極的な売買は手控えられる可能性があるため、次第に利益確定の流れに向かいやすいだろう。そのため、決算の結果を見極めてからの個別物色になりやすいだろう。また、個人主体の中小型株についても、幅広く物色されるというよりは、一部の銘柄に資金が集中することになると考えられる。

 その他、稲田防衛相が辞意を表明したことから、安倍政権への政策不安等も高まりやすいだろう。米国ではFANG銘柄であるアマゾンが、決算を受けて時間外で下落していることも、利益確定に向かわせやすいだろう。
(村瀬智一)