2日の日本株市場は、米株高の流れを受けて、買い先行で始まろう。1日の米国市場は、複数の主要企業決算が好感されたほか、インフレ指標の一つである個人消費支出(PCE)の伸びが鈍化したことで、追加利上げ観測が後退し、終日堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円高の20005円。日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せする格好になりそうだ。

 もっとも、米追加利上げ観測の後退から円相場は円高傾向にあり、インデックスに絡んだ商いで上昇した後は、決算本格化の中で、こう着感が強まりやすいと考えられる。日経平均が2万円固め若しくは2万円が抵抗になるかで、センチメントに大きく影響するため、戻り待ちの売り圧力を見極めたいところである。

 物色としてはアップル関連に注目。アップルは取引終了後に4-6月期決算を発表、一株利益、売上高ともに予想を上振れ、時間外取引で上昇して推移している。前日には日東電<6988>の好決算もあり、アップル関連への業績上振れ期待が高まろう。その他、米スプリントの決算を受けて、ソフトバンクG<9984>の動向も注目される。
(村瀬智一)