7日の日本株市場は買い先行後は、日経平均の2万円近辺でのこう着になりそうだ。米雇用統計を受けた市場反応から始まるが、非農業部門雇用者数が、前月比20. 9万人増だった。コンセンサスは18.3万人増だったこともあり、これを上回る雇用者の増加が見られた。しかし、FF金利先物からみた年内の利上げ確率は上昇しておらず、円相場は若干円安に振れた程度である。雇用統計の反応も限られたものになりそうだ。

 また、決算発表についてはトヨタ自<7203>など主力処が一巡したが、今週も1200社以上の発表が予定されており、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まろう。ソフトバンクG<9984>の決算が予定されており、これが市場のインパクトにつながるかが注目されるところ。

 先週はマザーズ先物の出来高増が話題となったが、中小型株の不安定な値動きにより、売り仕掛け的な動きも出ているとみられる。売り方優位の需給状況になりやすく、しばらくは不安定な相場展開を余儀なくされそうだ。ただし、週明けはシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、日経平均は20000円の大台を捉えてくることになろう。その後同水準での底堅さがみられてくるようだと、マザーズ先物への買戻しを意識させ、これが中小型株への仕切り直しに向かわせる流れも意識しておきたいところ。
(村瀬智一)